「GRスポーツ」がトヨタ最小SUV『アイゴX』にも登場! 斬新ツートーンの“ヤル気”HVコンパクト

トヨタ『アイゴX』改良新型の「GRスポーツ」
トヨタ『アイゴX』改良新型の「GRスポーツ」全 13 枚

トヨタ自動車は、欧州Aセグメントに属する小型SUV『アイゴX』の改良新型の発表を機に、初の「GRスポーツ」グレードを設定した。

トヨタ最小SUV『アイゴX』初のGRスポーツ

世界選手権で勝利を重ねるTOYOTA GAZOO Racingのモータースポーツチームからインスピレーションを得たこのモデルは、より魅力的な走りと印象的なスポーティルックを実現している。

アイゴX改良新型のGRスポーツは、専用のマスタード2トーンカラーと印象的なブラックフードの組み合わせで、エネルギッシュで人目を引く外観を演出する。フロントグリルにはGRファミリー共通の「Gパターン」メッシュを採用し、専用のGRスポーツアルミホイールを装着している。

室内では、ブラックとグレーのアクセントに加え、GRロゴの刺繍が施され、スポーティな雰囲気を醸し出している。

走行性能面では、ショックアブソーバーとコイルスプリングの専用チューニングにより、ハンドリング性能の向上とボディロールの最適化を実現した。電動パワーステアリングもチューニングされ、よりシャープなレスポンスを提供する。これらの改良は、市街地での乗り心地に影響を与えることなく、エキサイティングな運転体験を提供するよう設計されている。

環境面では、ハイブリッドパワートレインの導入により、前世代と比較してライフタイムカーボンフットプリントを18%削減することを実現した。この削減は、超効率的なハイブリッドパワートレインが最大の要因となっており、新素材の使用や生産・物流工程での環境負荷軽減努力も貢献している。

動物性素材を使用しない内装材として、新開発の「サクラタッチ」を採用した。この素材は、木材クラフトパルプ化の副産物から得られる植物由来PVCを40%以上使用し、ワイン業界のコルクチップ廃材やリサイクルPETも組み込んでいる。この革新的な素材ブレンドにより、本革と比較して材料生産時のCO2排出量を95%削減している。

さらに、アイゴXを生産するチェコ・コリン工場では再生可能電力を使用し、部品や車両の物流も合理化されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アストンマーティンのベビーカー、「ハイパフォーマンスな子育てを」…eggとコラボ
  2. 【DS N°8 新型試乗】ハンドリングはもはや「賢者」、フランス車の味わいを濃縮した極上の一台…南陽一浩
  3. マツダ『CX-90』、3.3ターボSに「プレミアムスポーツ」新設定…米2026年型
  4. フェラーリ『テスタロッサ』復活、新世代電動スーパーカーは1050馬力
  5. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る