スズキは5月29日、スクーター『アヴェニス』など3車種のスピードメーターについて、浸水し速度、走行距離を表示できなくなる恐れがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2022年10月~2025年3月に製造されたアヴェニス、『Vストローム250SX』など3車種、計1万9280台。
スピードメーター、オドメーターのケースについて、防水性が不足している為雨水などが浸入することがある。そのまま使用を続けると基盤が腐食し、速度、走行距離を表示できなくなる恐れがあるという。
これを受けスズキは、対象車両の使用者へダイレクトメール等で通知の上、全車両のスピードメーターユニットを対策品へと交換する。
これまでにこの件に係る不具合が52件報告されており、事故は報告されていない。