6月2~6日に公開された[新聞ウォッチ]連載のまとめ記事です。今週は、スズキ・鈴木俊宏社長が語る2025年の世界市場から、トランプ関税による米国での国産車「駆け込み需要」の経過、ダイハツの3年ぶりの新型についてなどの記事が掲載されました。
毎週月曜日の日経には、その時々の話題性のあるネタを企業経営者に聞く「月曜経済観測」というインタビュー記事を載せているが、きょうの登場人物は過去1年で4回インドを訪れ、事業基盤の強化を急ぐスズキの鈴木俊宏社長。テーマは「自動車からみた景気」について、トランプ関税に揺れる世界の自動車市場を中心に今後の動向などを聞いている。

5月の軽自動車含む国内新車販売台数が、前年同月比3.7%増の32万4064台だったという。日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表したもので、きょうの毎日などが取り上げているが、登録車は微増の20万3523台だったものの、1年前の同じ月と比べると5か月連続プラスとなったそうだ。

きょうの読売は言うまでもなく、日経を除く5紙の1面トップ記事は「ミスタープロ野球、長嶋茂雄さん死去」。1面のほか、総合面、スポーツ面、社会面、そして社説は、日経にも「戦後日本を照らした長嶋氏」をテーマに「野球という枠を大きく超えて、戦後日本社会の記憶に残り続けるだろう」などと取り上げている。

米国のトランプ政権が4月3日に輸入自動車への25%の追加関税を発動して2か月が経過。そんな中でトヨタ自動車など日本車メーカー4社が“ドル箱市場”の米国での5月の新車販売台数を発表したが、トヨタとホンダが前年比プラスを維持する一方、SUBARU(スバル)とマツダはマイナスとなり、早くも「トランプ関税」による明暗が分かれたようだ。