双日は、6月19日から21日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「第38回 オートサービスショー2025」に初出展する。
ブースでは、中古車の修復歴や事故歴のデータを可視化する、デジタルを活用した中古車査定事業を紹介。また、新事業の核となる、車両外装の瑕疵(傷、へこみ、さび)や修復歴(再塗装跡)を判別するスキャナーの見本も初公開する。
双日は、中期経営計画2026において、「双日らしい成長ストーリーの実現」のための基本方針として「Digital in All」を掲げ、デジタル活用の徹底による新たな価値創造に取り組んでいる。自動車分野でも、時代の変化を捉え、デジタルツールやデータを活用して、中古車業者と消費者の利便性を向上させるサービスの開発と提供を行っているという。
今回、中古車流通の修復歴や事故歴を可視化・データ化する新事業をスタートした背景には、中古車の修復・修理歴や事故歴などが見えにくく、透明性が確保されていないという課題がある。この状況を打破するために、中古車の外装瑕疵判別などを行う車両スキャナー事業、および車両のEDR(Event Data Recorder)の記録を抽出・解析したデータを事故履歴の診断レポートとして可視化する事故歴診断サービスを展開。オートサービスショー2025の会期中は、ブースでこれらの製品やサービスについての説明を行う。