トヨタ『GRスープラ』、最新GT4レーシングカーをオーストラリアで発売

トヨタ『GRスープラGT4 EVO2』
トヨタ『GRスープラGT4 EVO2』全 4 枚

トヨタGAZOO Racingは、『GRスープラGT4 EVO2』の販売をオーストラリアで開始した。この車両は、アマチュアからプロまでが参戦するGT4レーシングカテゴリーでの競技参加が認められているレーシングカーで、現地では6ラウンド12レースで構成されるモノクロームGT4オーストラリア選手権などで使用される。

オーストラリアでの販売は、トヨタGAZOO Racingニュージーランド(TGRNZ)との提携により実現。同社が販売、流通、部品供給、技術サポートを担当する。

トヨタ『GRスープラGT4 EVO2』トヨタ『GRスープラGT4 EVO2』

トヨタオーストラリアのチーフマーケティングオフィサー、ビン・ナイドゥ氏は「GRスープラGT4のオーストラリア展開は、チーム参加数とファン数の両方で成長を続けるカテゴリーにとって刺激的な追加となる」と述べた。

高性能な3.0リットル直6ターボエンジンを搭載するGRスープラGT4は、2020年の初代モデル発売以来、ヨーロッパ、アジア、アメリカで500回以上の表彰台を獲得している。

市販の『GRスープラ』をベースとし、マレリ製ECUとアクラポビッチ製レーシングエキゾーストを含む改良されたエンジン管理システムにより、470hp以上のパワーと660Nmのピークトルクを発生する。

トヨタ『GRスープラGT4 EVO2』トヨタ『GRスープラGT4 EVO2』

エンジンの動力は、改良されたZF製オートマチックトランスミッションを通じて後輪に伝達され、リアにはドレクスラー製モータースポーツ仕様のリミテッドスリップデフ、GKNモータースポーツ製の高トルクドライブシャフトを装備している。

KW製調整式レーシングダンパーが優れたハンドリングを提供し、フロント6ピストン、リア4ピストンのブレンボ製ブレーキが制動力を担う。18インチのOZレーシングホイールにピレリタイヤを組み合わせてレーシングパッケージを完成させている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る