三菱『エクリプス クロス』が、ついに初のフルモデルチェンジを迎える。三菱自動車は5月に次期型のティザーイメージを公開したが、これを踏まえ市販モデルをデザインを予想した。この予想デザインにSNSでは「フランス車っぽくで好き」「ルノー感あっていいね」など反響を呼んでいる。
次期エクリプス クロスは、ルノーの電動SUV『セニックE-TECH』をベースに開発される電動SUVとなる。フロントフェイスは一新され、水平基調のLEDデイライトが目を引く精悍なマスクとなる。リアのテールライトも同様のモチーフを取り入れ、統一感のあるデザインに仕上げられている。ホイールデザインも刷新され、より先進的な印象を強調。室内は2列5人乗りで、ファミリーユースを意識した設計となっており、大容量の荷室やGoogle連携のインフォテインメント、先進運転支援機能など、日常使いに嬉しい装備も充実している。

パワートレインはフロントモーター式のEVで、170psと218psの2タイプを用意。バッテリー容量により、最大航続距離は424kmまたは614kmとされており、日常使いから長距離ドライブまで幅広く対応する。トランク容量は545リットルと十分な広さを確保し、荷物の多いファミリードライブにも適したモデルとなる。高効率なパワーユニットと静かな走行性能を兼ね備え、欧州市場を狙った戦略的な一台であり、今後の日本展開がどうなるかにも注目が集まる。
そのデザインを含め、公式に発表されている情報は少ないが、X(旧Twitter)では「フランス車っぽくで好き」「ルノー感あっていいね」「一目で三菱とはわからないデザインだけど良いデザイン」など、従来の三菱車とは一線を画すスタイルが新鮮と受け止められているようだ。

また「デカくなるのかな?」「日本市場用にダウンサイズしてほしい」などサイズアップを懸念する声もあり、とくに日本市場では扱いやすさを重視する意見が目立つ。都市部での取り回しや駐車事情を考慮した、国内向けの最適化に期待が寄せられている。
さらに「エクリプス復活してるしランサーも復活する?」「ランサークロスとかで復活とかないかな笑」など、「エクリプス」の名が復活したことを受けて、往年の名車『ランサー』の復活を期待する声も根強い。三菱の次なる一手への関心の高さがうかがえる。