キャデラックの新型SUV『オプティック』、高性能「Vシリーズ」登場…519馬力デュアルモーター搭載

キャデラック・オプティックV
キャデラック・オプティックV全 3 枚

キャデラックは新型の電動SUV『オプティック』の高性能モデル「オプティックV」を米国で発表した。同車はキャデラックのVシリーズ第5世代に加わる高性能電動モデルで、2025年秋から生産を開始する予定だ。

キャデラックの新型電動SUV『オプティックV』

オプティックVは、デュアルモーター全輪駆動システムを標準装備し、最高出力519hp、最大トルク650lb-ft(880Nm)を発生する。ベロシティマックスモードでは0~96km/h加速を3.5秒で達成する高い運動性能を誇る。

キャデラック・オプティックVキャデラック・オプティックV

注目すべきは、オプティックVがGM初のNACS(北米充電規格)を標準搭載する車両である点だ。これにより、北米全域での充電インフラへの直接アクセスが可能となり、電動車オーナーの利便性向上を図る。

85kWhのバッテリーパックを搭載し、航続距離は275マイル(約443km)を実現。Vモードやローンチコントロール、コンペティティブモードなど、パフォーマンス重視の機能を多数搭載している。

キャデラック・オプティックVキャデラック・オプティックV

ブレーキシステムには、ブレンボ製パフォーマンスフロントブレーキキャリパーを標準装備した。青または赤のアクセントカラーでVシリーズロゴが配されている。

販売は米国、カナダ、メキシコ、中東、イスラエルで行われる予定。スポーティなラグジュアリーデザインと青とカーボンファイバーのアクセントが特徴的な外観を持つ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  2. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  5. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る