「アジアのダカールラリー」に中国長城汽車が参戦、量産車ベースで技術力実証へ

長城汽車がタクラマカン砂漠で開幕した「2025タクラマカン・ラリー」に参戦
長城汽車がタクラマカン砂漠で開幕した「2025タクラマカン・ラリー」に参戦全 5 枚

GWM(長城汽車)は、中国最大の砂漠であるタクラマカン砂漠で開幕した「2025タクラマカン・ラリー」に参戦を開始した。

「アジアのダカール」とも称される本大会は、過酷な自然環境と極限の挑戦で知られ、中国国内における長距離オフロードレースの最高峰として世界的に認知されている。

GWM(長城汽車)は、総合優勝を果たした10年後となる今年、3つの主要な量産モデルラインナップを携えて本ラリーに再び参戦。勝利を目指すとともに、同社の技術力と自信を全面に打ち出している。

2025年のGWMタクラマカン・ラリーチームは、同社の戦略的な自信を象徴している。出場車両はすべて量産モデルで構成されており、HAVAL『B26』(ガソリン)、HAVAL『H9』(ディーゼル)、TANK『300 Hi4-T』、TANK『400 Hi4-T』、TANK『500 Hi4-Z』、GWM『POER V6』が名を連ねている。これらの車両は、消費者向けと同様のエンジンとトランスミッションを搭載し、安全性向上のための最低限の改造のみが施されている。


《森脇稔》

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