アウディ『Q5』新型にPHEV登場、バッテリー45%大容量化…EV航続は100kmに

アウディ『Q5 SUV e-hybrid クワトロ』
アウディ『Q5 SUV e-hybrid クワトロ』全 16 枚

アウディはSUV『Q5』新型とSUVクーペ『Q5スポーツバック』新型に、欧州でプラグインハイブリッド(PHEV)を設定すると発表した。

アウディ『Q5』のPHEVモデル「e-hybrid クワトロ」

『Q5 SUV e-hybrid クワトロ』と『Q5スポーツバック e-hybrid クワトロ』の両モデルは、220kWと270kWの2つのシステム出力で展開される。新世代の高電圧バッテリーは従来比約45%の容量拡大を実現し、25.9kWh(正味20.7kWh)の電力で電動走行が可能となった。EVモードの航続は最大100kmに到達する。

アウディ『Q5 SUV e-hybrid クワトロ』アウディ『Q5 SUV e-hybrid クワトロ』

両モデルは2.0 TFSIエンジン(出力185kW)と電気モーターを組み合わせて駆動する。270kWバージョンでは0-100km/h加速を5.1秒で達成し、220kWバージョンでは6.2秒となる。最高速度は全バリエーションで250km/hに設定されている。

電動化されたデュアルクラッチトランスミッションとクワトロウルトラドライブの組み合わせにより、スポーティかつ快適な走行体験を提供する。新開発の高電圧バッテリーは、セルを2段重ねで配置する構造を採用している。

アウディ『Q5スポーツバック e-hybrid クワトロ』アウディ『Q5スポーツバック e-hybrid クワトロ』

バッテリーの最大AC充電出力は11kWで、完全放電状態から100%充電まで2.5時間を要する。「EV」と「ハイブリッド」の2つの走行モードを搭載し、EVモードでは純電動走行、ハイブリッドモードでは必要に応じて充電レベルを維持する。

標準装備も充実しており、220kWモデルにはSスポーツサスペンションと3ゾーン自動コンフォートエアコンが含まれる。270kWモデルにはLEDヘッドライトプラスとLEDリアライトプロが標準装備されている。

アウディ『Q5 SUV e-hybrid クワトロ』アウディ『Q5 SUV e-hybrid クワトロ』

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 「ランクルと戦える」日産の大型SUV『パトロール』日本発売へ、SNSでは「売れるんじゃないか?」と期待の声
  3. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  4. モチーフはピックアップトラック、『ジムニーシエラ/ノマド』用の新型フェイスキット「CH:AMP」が登場
  5. 自動車業界の“夢と現実” 日産、今期2750億円営業赤字見通し、トヨタは42車種128万台リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る