スイスの時計メーカーのタグ・ホイヤーが、「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」に復帰することを記念し、限定エディションの時計を発売する。
「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ x フェスティバル・オブ・スピード」は、定評ある「カレラ クロノグラフ」をベースとし、42mmケースに自社製ムーブメント「TH20-00」を搭載している。イギリス特有の自動車文化からインスピレーションを得たデザインが随所に採り入れられている。
グッドウッド・グリーンにちなんだブリティッシュ・レーシング・グリーンのダイヤルは、洗練されたクル ド パリ装飾の質感を湛え、レッドのアクセントがスポーティな印象を際立たせる。さらに1970年代のモーターレーシング黄金時代を彷彿とさせるブラウンレザーのラリーストラップが組み合わされている。

この時計は100本限定のリミテッドエディションで、グッドウッド・ロードレーシング・クラブの会員向けに先行販売された後、一般販売が予定されている。日本での発売は未定だ。
タグ・ホイヤーのアントワーヌ・パンCEOは、「モータースポーツは単なる競技ではなく、文化的な力を持っている。タグ・ホイヤーもまたそのような存在であるからこそ、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにタイムキーパーとして復帰したことを大変光栄に思っている」とコメントした。
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード創設者のリッチモンド公爵は「タグ・ホイヤーを公式タイムパートナーとして再び迎えられること、そしてイギリスの偉大なモータースポーツの伝統からインスピレーションを得て生まれた特別な時計によって、モータースポーツに対する共通の情熱を形にできたことを心から嬉しく思う」と述べている。
