アルファロメオの最新スーパーカーと1956年製『1900スーパースプリント』が伊ミッレミリアを走る

アルファロメオ『1900スーパースプリント』
アルファロメオ『1900スーパースプリント』全 6 枚

アルファロメオは、マックス・シレーナとルナ・ロッサ・チームが、1956年製アルファロメオ『1900スーパースプリント』に乗り、6月17日から21日にかけて開催される「ミッレミリア」に参加すると発表した。

ミッレミリアは、イタリアの伝統の公道レースで今年は第43回目となる。1956年製アルファロメオ1900スーパースプリントは、ステランティス・ヘリテージコレクションの貴重な1台で、通常はアレーゼのアルファロメオ歴史博物館に展示されている。

アルファロメオ 33ストラダーレ 新型アルファロメオ 33ストラダーレ 新型

さらに今回のミッレミリアでは、新型『33ストラダーレ』が初の公開走行デビューを果たす。この車両は限定33台のみ生産される特別モデルで、1960年代の伝説的な33ストラダーレの復活版として注目を集めている。製造にはカロッツェリア・ツーリング・スーペルレッジェーラが協力している。

サポートカーとして、『ジュリア・クアドリフォリオ・スーパースポーツ』、『トナーレ』、『ジュニアQ4イブリダ』も参加する。ジュリア・クアドリフォリオ・スーパースポーツは、アルファロメオのミッレミリア初勝利を記念した限定シリーズだ。

アルファロメオ『1900スーパースプリント』アルファロメオ『1900スーパースプリント』

アルファロメオは1928年から1957年にかけてミッレミリアで11回の勝利を記録している。今年は95年前にタツィオ・ヌヴォラーリとジョヴァンニ・バッティスタ・グイドッティがアルファロメオ『6C 1750』で初勝利を飾った記念すべき年でもある。

ルナロッサチームとの協力は、両ブランドの戦略的パートナーシップの一環だ。今秋ナポリ湾で開催される第38回アメリカズカップに向けて、技術的完璧性の追求と挑戦への情熱という共通の価値観で結ばれている。

今回のミッレミリアには29カ国から400台以上のヴィンテージカーが参加し、約1900kmのコースを走破する予定だ。

《森脇稔》

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