ルノーのCセグSUV『シンビオズ』、新マイルドハイブリッド搭載

ルノー『シンビオズ』
ルノー『シンビオズ』全 2 枚

ルノーは、CセグメントSUV『シンビオズ』の2026年モデルを英国で発表した。マイルドハイブリッド(MHEV)とフルハイブリッド、2つの新しいハイブリッドパワートレインを搭載している。

新しいハイブリッドを搭載したルノー『シンビオズ』

2026年モデルではマイルドハイブリッドの「140」が新たに追加。この1.3リットル4気筒ターボチャージャー付きエンジンは6速マニュアルトランスミッションと組み合わされ、「テクノ」グレードでのみ利用可能となる。WLTP複合サイクルで47.9mpgの燃費を記録し、CO2排出量は133g/kmを実現している。価格は2万7395ポンドからと競争力のある設定となっている。

さらに、従来の145hpエンジンに代わり、新しいフルハイブリッド「E-Tech 160」パワートレインが搭載される。より大型の1.8リットルガソリンエンジンにより出力とトルクが向上し、0-100km/h加速が従来より1秒以上短縮された。

バッテリー容量も1.26kWhから1.4kWhに拡大され、電気モードでの走行機会が増加している。これにより静粛性が向上し、燃費改善と排出ガス削減を実現した。新エンジンはEU7規制に適合し、CO2排出量は97g/kmで、燃費は約5%改善されている。

インテリジェント・マルチモード・トランスミッションも改良され、シフトチェンジがよりスムーズになった。高速道路専用の新モードが追加され、騒音レベルの低減と応答性の向上を図っている。全トリムレベルで新しいeシフターが標準装備されている。

《森脇稔》

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