トヨタ『ランドクルーザー300』の電力供給強化、米APSの新製品で実現

トヨタ・ランドクルーザー300の一部改良モデル(オーストラリア仕様)※参考
トヨタ・ランドクルーザー300の一部改良モデル(オーストラリア仕様)※参考全 1 枚

アメリカンパワーシステムズ(APS)はトヨタ『ランドクルーザー300』の3.3リットルディーゼルエンジンに対してさらなる電力供給を可能にするデュアルオルタネーターブラケットキットを発表した。

APSは2022年以降の3.3リットルディーゼルおよび3.5リットルガソリン仕様のランドクルーザー300向けに、デュアルオルタネーターブラケットを新たにラインナップした。さらにハイアウトプット・オルタネーターやハイアイドルキットも用意することで、同車種のための包括的なパワーソリューションを提供している。

このキットにより、ユーザーはAPSの12V、24V、または48Vのハイアウトプット・オルタネーターを追加することで、12-12、12-24、または12-48の二次システム構成を実現できる。純正のエンジンルームに対する変更を最小限に抑えながら、車両の電力供給能力を強化することが可能だ。

APSはランドクルーザー300専用に設計された複数のハイアウトプットオルタネーターも提供している。最新の290アンペアおよび390アンペアのUltra Performance at Idle(UPI)オルタネーター、255アンペアおよび360アンペアのHPIオルタネーターに加え、3.3リットルディーゼルエンジンおよび3.5リットルガソリンエンジンの双方に対応するハイアイドルキットも取り揃えている。

APSはこれまでのランドクルーザーシリーズをはじめ、『ハイラックス』、『フォーチュナー』、『タコマ』、『タンドラ』、『ハイエース』、『レジアス』など、さまざまなトヨタ車向けに、耐久性に優れた高出力の純正代替オルタネーターを開発してきた実績を有している。

《森脇稔》

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