NTTと阪神高速、交通デジタルツイン「RASiN」で渋滞予測…実証実験開始

交通デジタルツイン「RASiN」
交通デジタルツイン「RASiN」全 4 枚

NTT、NTTデータグループ、NTTデータ、阪神高速の4社は、「大阪・関西万博2025」開催中の阪神都市圏で交通マネジメント技術を活用した実証実験を開始した。

実証実験では、両者が共同開発中の交通デジタルツイン「RASiN」を活用し、阪神都市圏の高速道路および主要一般道路の30日先までの交通状況を予測する。また、移動の工夫による交通影響の変化に伴い、地域社会が享受する総旅行時間の短縮やCO2排出量削減、事故リスク低減といった社会的効果をコスト換算により総合評価し、社会貢献スコアとして可視化する。

実験サービスとして、経路検索サービス「Welmos Route」とスケジュール管理アプリ「Welmos Agent」の2つを一般公開する。

「Welmos Route」は、「RASiN」と連動して阪神都市圏の30日先までの交通状況予測に対応した経路検索サービスだ。迂回・時間変更・公共交通利用等の複数の移動選択肢を、時間や料金、社会貢献スコアの条件で一括比較することにより、渋滞を避けた移動を計画できる。多くの人が社会貢献スコアの高いルートを移動することで、渋滞緩和等への寄与が期待される。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  2. 引っ張るだけでサンシェード、3代目『N-BOX』の人気純正アクセが2代目用にも登場!
  3. 著しい高速度で走行中に死亡事故、運転者に実刑を命じる
  4. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
  5. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る