リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは

トヨタ『ランドクルーザー250』の商用車仕様
トヨタ『ランドクルーザー250』の商用車仕様全 12 枚

トヨタ自動車は、『ランドクルーザー250』の商用車仕様を8月1日に英国で発売する。現地ベース価格は5万1729ポンド(約1024万円)で、9月から顧客への納車を開始する。

リアシートのない『ランドクルーザー250』の英国商用車仕様

同車は、1年前に登場したランドクルーザー250をベースに、英国ダービーシャー州のトヨタマニュファクチャリングUKバーナストン工場で商用車仕様に改造される。

改造工程では、後部座席を取り外し、内装に鋼板パネルを挿入して後部を不透明にし、メッシュトップ付きのフルハイト金属隔壁を設置する。

荷室は実用的で耐久性があり、端から端までのフロアトレイを装備。寸法は高さ1090mm、長さ1685mm、最大幅1286mmで、VDA測定による積載容量は最大2000リットルとなる。また、最大3.5トンの牽引能力も備える。

ラインナップは5ドアのロングホイールベースの単一モデルのみ。装備仕様は従来のランドクルーザー商用車より大幅に向上し、乗用車モデルの先進技術、快適性、利便性機能の多くを継承している。

主要装備には18インチアルミホイール、パワー調整式運転席、ステアリングホイールヒーター、開閉式ウィンドウハッチ付きパワーバックドア、自動防眩ルームミラー、電子パーキングブレーキ、デュアルゾーン自動エアコンが含まれる。

マルチメディアシステムは9インチタッチスクリーンを搭載し、アップルカープレイとアンドロイドオートの両方に対応したワイヤレススマートフォン連携機能を備える。

パワートレインには2.8リットルエンジンと8速オートマチックトランスミッションを採用。永続4WDシステムと選択可能なドライブモードを装備し、クロールコントロール、ヒルスタートアシストコントロール、ダウンヒルアシストコントロールなどのオフロード性能システムも搭載する。

運転支援機能には、ブラインドスポットモニター、前後パーキングセンサー、セーフエグジットアシストが含まれている。

《森脇稔》

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