1日の日経平均株価は前日比501円06銭安の3万9986円33銭と6日ぶりに反落。円相場の上昇で輸出関連株の一角が売られ、米国の関税政策の行方も不透明感を誘った。
日銀が朝方発表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)が設備投資の良好さを示したことで下げ渋ったが、引けにかけて4万円台を割り込んだ。
30日のニューヨークダウは275ドル高の4万4094ドルと3日続伸。米国とカナダの貿易交渉が進展するとの期待から投資家心理が改善し、出遅れ銘柄を中心に買いが先行。2月以来の高値を付けた。
ハイテク株主体の米ナスダック市場は6日続伸。電気自動車(EV)のテスラは1.84%安。