自動車向けターボチャージャーなどを手がけるギャレット・モーションは、中国武漢にイノベーションセンターを開設したと発表した。
同センターは武漢工場内に設置され、同社のグローバルおよび中国におけるゼロエミッション研究開発体制を強化する。中国では2拠点目のイノベーションハブとなり、2005年に設立した上海R&Dセンターと合わせて「デュアルイノベーションエンジン」を形成する。
ギャレットは中国で20年間にわたり革新的な技術開発を続けてきた。ガソリン可変ノズルタービン(VNT)ターボ、プラグインハイブリッド車(PHEV)や航続距離延長型電気自動車(REEV)向けに最適化されたウェイストゲートターボチャージャー、軽量車両と商用車両の両方に対応する水素燃料電池コンプレッサーなど、中国特有のソリューションを開発・産業化してきた。