三井物産は、チリ最大手のフリートマネジメント事業会社のインベルシオネス・ミッタ社を完全子会社化したと発表した。同社への出資比率を2021年に60%、2022年に80%へ段階的に引き上げ、今般残りの全株式を取得した。
ミッタ社はチリ国内で約2万7000台の車両を保有し、約1100名を雇用している。同社は自動車オペレーティングリースを鉱業、エネルギー、農林水産業、小売業向けに提供するとともに、自動車レンタル事業を展開している。
三井物産は初回出資以降、デジタルプラットフォームソリューション、特にコネクテッドフリート導入でミッタ社と協働してきた。今後、両社は中南米地域での展開推進として、隣国ペルーで展開しているミッタペルー事業とのシナジーを加速させる。