「四角いコンパス」でジープ史上最高の空力性能を実現

ジープ・コンパス新型
ジープ・コンパス新型全 8 枚

ジープブランドは、小型SUV『コンパス』の新型が、ジープ史上最も空力性能に優れるモデルになると発表した。

新型コンパスは、ステランティスのSTLA Mediumプラットフォームをベースに開発され、欧州と米国の設計・エンジニアリングチームが共同で手がけた。ジープの象徴的な角張ったシルエットを維持しながら、空力効率の大幅な向上を実現している。

ジープ・コンパス新型ジープ・コンパス新型

空力性能の向上は、完全にフラットなアンダーボディ、アクティブグリルシャッター(AGS)、空力最適化ホイール、リア部の鋭いトレーリングエッジなど、革新的な設計機能によって達成された。これらの技術により、抗力係数(Cx)を10%改善し、0.29以下というクラス最高レベルの値を実現した。

BEV仕様では最大650kmの航続距離を実現し、ハイブリッドおよびプラグインハイブリッド版も同様の空力技術の恩恵を受ける。空力性能の向上は、電動航続距離の延長、燃費向上、走行安定性の向上に直結している。

ジープ・コンパス新型ジープ・コンパス新型

新型コンパスは、ジープブランドの電動化戦略における重要なマイルストーンとなり、効率性と象徴的なデザインが完璧に調和できることを証明した、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 昭和の子どもたちが憧れた「スーパーカー自転車」が50年ぶりに復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る