マクラーレンオートモーティブは、7月10日に英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2025」において、最新スーパーカーのマクラーレン『W1』を初めて一般公開する。
「マクラーレン・ハウス」の中央に展示されるW1は、1275psのV8ハイブリッドパワートレインを後輪駆動で搭載し、F1由来のグラウンドエフェクト空力技術を含む革新的なアクティブ空力システムを採用している。

W1は、マクラーレンの独特な「1」シリーズの3台目となる車両で、伝説的なマクラーレン『F1』とマクラーレン『P1』と並んで展示される。これにより、マクラーレンが複数の時代にわたって常識に挑戦し、それぞれ独自のストーリーを持つ3台の驚異的な車両を生み出してきた歴史が紹介される。
マクラーレンW1は、一般顧客向けには399台のみが販売され、すべて割り当て済みとなっている。

また、マクラーレンは初挑戦でル・マン24時間レースを制覇してから30年を記念し、2つの特別な祝賀イベントを開催する。勝利を収めた『F1 GTR』は、最近ル・マン博物館での「マクラーレン 永遠の名前」展示から戻ったばかりで、フェスティバルで珍しい動的展示を行う。59号車は、マクラーレンに勝利をもたらした3人のドライバーチームの一員、JJレートによってグッドウッドのヒルクライムを走行する。