トヨタ、米アリゾナ試験場に5000万ドル以上を追加投資…1周8.8kmの新オーバルコース建設へ

トヨタの米アリゾナ試験場
トヨタの米アリゾナ試験場全 2 枚

トヨタ自動車は、米国アリゾナ試験場への継続的なコミットメントとして、5000万ドルを超える新設備建設投資を行うと発表した。

新たな建設には5.5マイル(約8.8km)のオーバルコース、オフロードパーク、新しい走行・ハンドリング用路面など多くの改良が含まれる。新設備の大部分は年内に完成予定だ。トヨタはまた、先進運転支援技術開発のための将来施設も計画している。

正式名称「トヨタ・アリゾナ試験場アリゾナ・モビリティ・テストセンター(AMTC at TAPG)」として知られるこの施設は、トヨタの下で2021年から業界の車両テストセンターとして利用可能となっている。

トヨタ自動車北米法人研究開発部門のステファン・ヤング副社長は「アリゾナへの新投資は、この施設のトヨタにとっての重要性を示している」と述べた。「施設のアップデートにより、新たに強化された開発能力のおかげで、トヨタ自身の北米開発車両ラインアップを含め、企業が新しい車両能力をテストする理想的な場所としてより魅力的になる」と説明した。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  4. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  5. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る