コンチネンタル、タイヤ原料に米もみ殻灰を活用---持続可能な素材比率を40%以上へ

コンチネンタルは、籾殻の灰に由来するシリカの使用をタイヤ全体で増やしている。
コンチネンタルは、籾殻の灰に由来するシリカの使用をタイヤ全体で増やしている。全 3 枚

コンチネンタルは7月8日、タイヤ生産における持続可能素材の活用を拡大すると発表した。

2024年に平均26%だった再生可能・リサイクル素材の比率を、2025年には2~3ポイント向上させ、2030年までに40%以上に引き上げる目標を掲げている。

同社が特に注目しているのが、タイヤの主要充填材であるシリカとカーボンブラックの持続可能な調達だ。シリカについては、従来の石英砂に代わり、リゾット米生産の副産物の米もみ殻の灰から製造したものを採用している。この米もみ殻由来のシリカは、イタリアのソルベイなどが製造しており、従来の製造プロセスよりもエネルギー効率が高いという特徴がある。

カーボンブラックについては、3つの革新的なプロセスを導入している。第1に、原油の代わりに製紙業界の廃棄物のトール油などのバイオベース原料からの製造。第2に、廃タイヤから得られる熱分解油などのリサイクル原料の活用。第3に、廃タイヤから直接カーボンブラックを回収する効率的な熱分解プロセスの採用だ。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 日産『リーフ』の受注が5000台で快調、廉価グレード「B5」と補助金129万円で「フルスイングで勝負」
  2. 日産のSUV『パスファインダー』に改良新型、表情刷新…約585万円からで米国発売へ
  3. 米トヨタの新型車は『ハイランダー』と公式発表、間もなくデビューへ…日本導入の可能性も
  4. 「夜道で威圧感すごそう」新型メルセデスベンツ『Sクラス』、スリーポインテッドスター発光にSNSも注目
  5. 日産『アリア』、太陽光パネル搭載コンセプト発表…ソーラーパワーで1日最大23km走行可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る