ヤマハ『XMAX250』と『TRICITY300』でリコール…エンスト、再始動不能のおそれ

改善措置
改善措置全 3 枚

ヤマハ発動機は7月8日、『XMAX250』と『TRICITY(トリシティ)300』の原動機について、カムシャフトを固定が出来なくなり、最悪の場合、 エンストし、再始動できなくなるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

【画像全3枚】

対象となるのは2017年10月17日~2023年8月1日に制作された4形式2車種の計1万0418台。

原動機のカムシャフト固定方法の検討が不十分なため、カムシャフトを固定するプレートのボルトの締付力が不足しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ボルトが緩んでカムシャフトを固定できなくなり、最悪の場合、 エンストし再始動できなくなる。

改善措置として、全車両、当該プレートを対策品に交換するとともに取付けボルトを新品に交換し、新たに設定した締付けトルクで締付ける。

不具合41件発生、事故は起きていない。

《大矢根洋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新車世界販売 ホンダ4位に転落、スズキ2位に浮上へ、2025年度下期[新聞ウォッチ]
  2. 「就職人気企業ランキング」総合トップは8年連続で伊藤忠商事、トヨタは42位に後退[新聞ウォッチ]
  3. 日産『キャシュカイ』の新型e-POWER、燃費15%改善でセグメントトップレベルに…独ADACがテスト
  4. 「トランプさん、これ買います」最新の4ドアマッスルカー『チャージャー』発表に「めっちゃかっこいい」と高評価の声
  5. ジープ、新型電動SUV『リーコン』発表…650馬力モーターで伝統の4×4性能を実現
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る