ミシュランは7月7日、スポーツカー専用に開発したオールシーズンタイヤ、ミシュラン「クロスクライメート3スポーツ」が、アルピーヌ『A390』に純正採用されたと発表した。
同タイヤは、夏用スポーツタイヤの性能を持ちながら、冬季走行認証「3PMSF」を取得した製品。これまで市場では実現不可能とされていた、スポーツ性能と冬季安全性の両立を達成した。
高性能スポーツカー向けに設計されており、ガソリン車と電気自動車の両方に対応する。ウェットグリップ性能では最高ランクの「A」評価を獲得し、モータースポーツ由来の最先端素材と製造技術を採用している。
アルピーヌのEVのA390には、専用開発された「A39」マーキング付きの特別仕様が装着される。アルピーヌのドリームガレージシリーズ第2弾となる同車は、3つの承認タイヤオプションの中からクロスクライメート3スポーツを選択した。245/45 R20 103V XLサイズが装着される予定だ。
また、アフター市場向けには、現在29サイズ(205/40R18から315/35R20)で展開しており、2026年には約30の追加サイズが発売される予定だ。