ホンダの電動二輪『CUV e:』に注目! 補助金やサブスク活用で「実用的になってきた」「お得だわ」の声

ホンダ CUV e: とモバイルパワーパックe:
ホンダ CUV e: とモバイルパワーパックe:全 12 枚

ホンダは、交換式バッテリー「ホンダモバイルパワーパックe:」を動力源に採用した原付二種の電動二輪パーソナルコミューター『CUV e:』を6月20日に発売した。価格は52万8000円からだ。SNSでは「通勤や足車として欲しいな」といった期待の声が集まっている。

ホンダの電動スクーター『CUV e:』の詳細写真

CUV e:は、街中での静かでクリーンな移動を実現するために開発された二人乗り可能な電動二輪車だ。パワーユニットには、磁気回路と構造を最適化したホンダ独自開発のモーターを採用。最高出力6.0kWを実現し、力強さと扱いやすさを両立させている。

動力用電源には交換式バッテリーのモバイルパワーパックe:を2個搭載。一充電あたりの走行距離は57km(60km/h定地走行テスト値)を実現した。

さまざまな走行状況や利用者の好みに応じて、3つの出力特性から選択可能なライディングモードを搭載。「STANDARD」「SPORT」「ECON」の3モードに切り替えられる。また、後進をモーターでアシストする「リバースモード」も採用し、狭い場所や傾斜地での車体操作の負担軽減に寄与する。

さらに、ホンダ独自のコネクテッド機能「Honda RoadSync Duo」を採用。車両とスマートフォンを連携させることで、通話や音楽再生のほか、設定した目的地までの最適なルートを提案する機能なども搭載している。

価格は、車両本体価格が20万0200円。モバイルパワーパックe:が2個で21万7800円、さらに専用充電器PC2個が11万円。その合計が52万8000円となる。またモバイルパワーパックe:を購入せず、バッテリー交換ステーション「Gachaco」のバッテリーサブスクリプションを利用することも可能で、その場合はバッテリー1本あたり月額2530円などでCUV e:を活用することができる。

X(旧Twitter)では、「段々実用的になってきましたねぇ」「CUV e:を通勤や足車として欲しいな」といった期待の声が集まり、注目されている。「僕が今大学生なら必死こいてバイトして買ってたなぁ」といったコメントや「バッテリーステーションがもっと増えれば、利便性はかなり上がりそう」といった意見も見られた。

他にも注目されているのはCUV e:に対する補助金だ。国からのCEV補助金(全国が対象)として3万5000円。東京都の補助金としてCUV e:とMPPの同時購入で10万7000円、さらに専用充電器PCを購入すると5万円の補助金がある。これに対して「なにそれ、そんなに補助金デカいのか」「お得だわ」といった声が多く集まっている。52万8000円からという価格設定ではあるが、補助金を使うことで実質的に125ccスクーターと同等、またはより安く購入できる場合もあり、そのコスパの高さに関心が寄せられていた。

《小國陽大》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のスラントノーズ復活か? ボルシェ 911 が「フラッハバウ」導入へ
  2. 【プジョー 3008 新型試乗】いかにもプジョーな乗り味、室内は心地よい「異次元空間」…島崎七生人
  3. 「ミニプリウスになったな」トヨタ『アクア』改良モデルの「ハンマーヘッド」採用にSNSも注目
  4. レクサス NX、電動モデルのラインナップを拡充…2026年型を米国発表
  5. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る