ジープは、フルサイズSUV『ワゴニア』の新たな限定モデル2車種を米国で発表した。価値重視の顧客向けの「ワゴニア・リミテッド」と、高級感を追求した「ワゴニア・スーパー」で、いずれも特定の顧客層をターゲットとしている。
ワゴニア・リミテッドは、シリーズ2をベースとし、ボディ同色のフェンダーフレア、クローム外装バッジ、ブラックの前後ファシア、専用22インチホイールなどの新デザインを採用。標準装備にはパワーサイドステップ、パワー折りたたみ式2列目・3列目シート、トライペーンサンルーフ、サラウンドビューカメラを含む。価格は7万6535ドル（約1136万円）だ。
ワゴニア・スーパーは、過去のワゴニアの名前を使った特別仕様車で、『グランドワゴニア』の機能を取り入れながら価格を抑えた設定となっている。専用22インチマシンドブラックアルミホイール、ツートーンブラックペイントルーフ、ボディ同色フェンダーフレア、ブラック仕上げパワーサイドステップ、カーバイドヘッドライト、フルトリムブラックアウトパッケージを装備している。
内装では、クラス唯一のマッキントッシュ19スピーカープレミアムオーディオシステム、トライペーンパノラミックサンルーフ、プレミアムソフトタッチラップ仕上げを採用。これらの機能を3000ドル相当の価値でパッケージ化し、価格は8万2535ドル（約1225万円）だ。
全ワゴニアモデルは、ショートまたはロングホイールベースが選択可能。標準で3.0リットルツインターボチャージャー付き「ハリケーン」直列6気筒エンジンを搭載し、420hpのパワー、468lb-ftのトルクを発生。最大1万ポンドの牽引能力を実現している。
