上海汽車、新型EV『MG4』量産開始…8月正式デビューへ

MG4 新型
MG4 新型全 4 枚

中国の上海汽車集団は、南京工場拠点でMGブランドの新型EV『MG4』の量産を開始した。同車は8月に正式発表される予定で、MGブランドの新エネルギー戦略における重要なモデルとなる。

新型MG4は、上汽デザインのグローバルチームが手がけた車両で、レーシングカー同様のフロントデザインや独立型ヘッドライト、グリル中軸線などの要素を電動スポーツカーのMG『サイバースター』から継承している。低重心ワイドボディ設計により、視覚的な高級感と走行安定性を両立させた。

MG4 新型MG4 新型

カラーバリエーションでは、東来紫と清波翠の2色を先行展開する。東来紫は朝日の霞のような色調で、特殊な塗装技術により太陽光の下で純粋な金属光沢を放ち、光の角度によって多層的な柔らかい真珠光沢を演出する。清波翠は森林の湖沼のような清新な色合いで、ヨーロッパ輸入の真珠粉により色彩コントラストと角度による色変化効果を高めている。

技術面では、MG×OPPO車載インターネット接続システムを搭載し、スマートフォン音声による車両準備、アプリ統合、シームレス接続、ナビゲーション、AI融合など豊富な機能を提供する。これにより移動シーンをワンタッチで制御し、スマートな車内体験を実現する。

同車はMGの電動化・スマート化転換における重要なモデルとして位置づけられ、8月の正式発表に向けてさらなる製品情報が公開される予定だ。

《森脇稔》

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