トヨタも出資、「空飛ぶクルマ」の米ジョビーが年間24機生産可能な新工場を開設へ

ジョビー・アビエーション社の電動垂直離着陸機
ジョビー・アビエーション社の電動垂直離着陸機全 2 枚

電動エアタクシーの開発を手がけるジョビー・アビエーションは、米国カリフォルニア州マリーナの施設を拡張し、同拠点での航空機生産能力を倍増させると発表した。

拡張された施設の総面積は約43万5500平方フィートとなり、商業運航の拡大を支援する。同社はまた、成長する機体フリートに新たな航空機を追加し、飛行試験プログラムを拡張した。

新しい製造スペースの開設は、ジョビーが生産規模を拡大し市場参入に向けて準備を進める上で大きな前進となる。これを実現する3つの主要な強みがある。

まず、アメリカのイノベーションへのコミットメントだ。カリフォルニア州とオハイオ州の施設でトップクラスの人材を活用し、米国内で航空機の設計、製造、試験を行っている。高度なデータ分析や3Dプリンティングなどのツールを使用し、より軽量で強固、かつ柔軟な部品を製造している。新たに拡張されたマリーナ施設により、同社は航空機生産の増加を支援するため数百人のフルタイム雇用を追加する計画だ。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  2. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  3. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  4. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  5. アストンマーティンの新型『ヴァンテージS』がSNSで話題に、「これで攻めたら絶対楽しい」「乗れる男になりたい」など期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る