布製タイヤチェーン「イッセ・スノーソックス」の正規輸入総代理店・ESTトレーディングが、2025年秋冬シーズンにイッセ社が開発する日本限定モデル「スベーネ」に新たなカラーバリエーションを追加して、取り扱い店舗を限定した先行販売を実施すると発表した。
スベーネはタイヤにかぶせるだけで装着でき、雪が降ってきたときや道が凍ったときなど、いざというときに短時間でサッと取り付けられる布製のタイヤチェーンだ。軽量・やわらかな素材で扱いやすく、使わないときは小さくたたんで車内に常備できる。金属チェーンのような重さや装着の煩雑さもない。
スベーネには、1枚の布の中で異なる2つの織り方を実現するイッセ社独自の技術(特許取得済)が使われている。この高度な技術により、裏表の縫い目をなくしたシームレスな仕上がりを実現。布がタイヤにしっかりと密着し、走行中のズレや浮き上がりを効果的に抑える。この技術はまた、布製タイヤチェーンの弱点だった「装着時の布の重なり(ギャザー)」の軽減にもつながっている。ギャザーが路面とすれることで起きていた摩耗が減り、布へのダメージが最小限になった。

イッセ社は布製タイヤチェーンのパイオニアとして、フランス最大手の自動車用品チェーンをはじめ世界中での販売実績を持ち、年間100万ペア以上を出荷してきている。その欧州品質をそのままに、イッセ社では現地サプライヤーとの交渉を重ねることで、1ペア1万円以下というリーズナブル価格のスベーネを誕生させた。
必要十分な性能を備えながら、手に取りやすい価格帯であり、デザイン性にも配慮した設計となっているスベーネは、これまで雪道対策にハードルを感じていたドライバーなら試してみる価値のある製品だ。なお、本製品はあくまで緊急時の使用を想定した簡易チェーンであり、長距離の連続した使用は推奨されていない。穴やほつれが見られた場合には使用を停止する必要がある。
追加となるビビッドで明るい新色は、暗くなりがちな雪道でも目を引くカラーリングで、安心感を向上させる効果もある。
スベーネ新色モデルは、2025年、取り扱い店舗を限定した先行リリースを実施する。カー用品量販店を中心に全国展開を予定している。メーカー希望小売価格は9900円(税込)となっている。
