リチウムイオン電池に代わる次世代蓄電池、ナトリウムイオン電池材料の積層欠陥抑制技術を開発…東京理科大

波状MnO2層の滑り現象メカニズムを解明
波状MnO2層の滑り現象メカニズムを解明全 1 枚

東京理科大学の研究グループは、ナトリウムイオン電池の正極材料β-NaMnO2において、マンガン(Mn)を銅(Cu)で置換することで結晶内の積層欠陥を効果的に抑制できることを実証した。

リチウムイオン電池に代わる次世代蓄電池として、資源が豊富かつ低コストであるナトリウムイオン電池の開発が注目されている。正極材料として期待される層状NaMnO2には、MnO2層とナトリウムイオン層が平面状に交互に積層したα-NaMnO2(α相)と波状MnO2層とナトリウムイオン層がジグザグ状に積層したβ-NaMnO2(β相)が存在することが知られている。

両相はコバルトやニッケルなどの希少金属を用いずに高い電池容量を持つことが期待されている一方で、特にβ相は充放電時の容量低下や充放電過程での構造変化メカニズムが未解明という課題があった。

《森脇稔》

アクセスランキング

  1. BYDの軽EV『ラッコ』、発売1週間で741台を販売 東福寺社長「12月末までに1万台に」
  2. 日産『キャシュカイ e-POWER』、無給油で1980km走行…ギネス世界記録を達成
  3. ホンダ『ZR-V』と『シビック』の1万4730台をリコール、座席が保安基準に不適合
  4. 初代より軽い? 次期スズキ『アルト』は500kg台が目標
  5. 民事再生中のEVモーターズ・ジャパン、EVバス事業をイクヨに譲渡
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  4. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  5. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
ランキングをもっと見る