JLR:ジャガー・ランドローバーの「ディフェンダー」ブランドは現在、“ベイビー・ディフェンダー”と噂される新型を開発中だ。その最終デザインを予想した。現行の「L663」シリーズよりも小型になり、全長約4.6m、全幅2m、全高1.8m未満と予想される。
ジャガーとは異なり、高級電気自動車ブランドとして生まれ変わろうとする旧ランドローバーの各ブランドは、利益、販売、そして顧客認知度のいずれにおいても好調だ。これは主に、『ディフェンダー』と『レンジローバー』(「クラシック」と「スポーツ」)によるものだ。
現在、ディフェンダーの魅力はかつてないほど高まっており、JLRがディフェンダーファミリーに新バージョンを追加し、さらなる成長をめざすと誰もが予想している。新型は、JLRの「EMA」プラットフォームを『レンジローバー・イヴォークEV』などと共有し、ディフェンダー「90」「110」「130」に続く、ディフェンダー第4のラインナップ最小モデルとなる。

初期プロトタイプは、サイドパネルまで厳重にカモフラージュされている。しかし、現行のディフェンダーと比較すると、フロントガラスがよりスポーティに傾斜し、ヘッドライトがよりスリムになり、Cピラーは真上ではなく前方に傾いていることがわかる。
コンパクトセグメントに属する小型モデルになる見込みだが、噂によると、110や130と同様に5ドア仕様になるようだ。車名については憶測が飛び交っており、「ディフェンダー80」あるいは「ディフェンダー80e」、「ディフェンダースポーツ」という名前が予想されている。
また、マイルドハイブリッドやPHEVであっても内燃機関と同等の性能を維持し、近々登場する小型のメルセデスベンツ『Gクラス』に直接対抗することを期待する声もある。

お馴染みTheottle氏に協力を得た予想CGは、エキゾーストパイプを装備していることからも内燃機関であることがわかる。CGは、シュコダ『イエティ』というコンパクトSUVをベースに、すべての要素を巧みに再配置し、小型のイエティをより大きく、それでいて「小さな」ディフェンダーへと変貌させている。
今後、開発が進み、新スパイショットが撮影されれば、詳細も見えてくるだろう。