ブラジルの最量販サブコンパクト、フィアット『モビ』が内外装を刷新

フィアット・モビ・トレッキング改良新型
フィアット・モビ・トレッキング改良新型全 18 枚

フィアットは、Aセグメントに属するコンパクトカー『モビ』の改良新型をブラジルで発表した。2016年の市場投入以来、ブラジルのサブコンパクトカー市場を再定義してきたモビは、2021年からセグメント販売首位を維持している。モビは、ステランティスのベチン工場で製造される。

ブラジルの最量販サブコンパクト、フィアット『モビ』

改良新型の外観では14インチアルミホイールの新色、ブラック仕上げのドアハンドルとサイドミラー、トレッキング仕様には黒いルーフが新たに採用された。内装は完全に刷新され、新デザインのインストルメントパネルと新ハンドルを装備。収納スペースの配置も最適化された。

フィアット・モビ改良新型フィアット・モビ改良新型

搭載される1.0 ファイアフライエンジンは最高出力75hp、最大トルク105Nmを発生。エタノール使用時の0-100km/h加速は14.7秒、最高速度164km/hを実現する。燃費性能も向上し、エタノールで市街地9.8km/リットル・高速10.6km/リットル、ガソリンで市街地14.0km/リットル・高速15.1km/リットルを達成している。

安全装備としてABS、ESC、トラクションコントロール、ヒルスタートアシスト、タイヤ空気圧センサーを標準装備。エアコン、フロントエアバッグ、電動パワーステアリング、電動ドアロック、前席パワーウィンドウも含まれる。

フィアット・モビ・トレッキング改良新型フィアット・モビ・トレッキング改良新型

「Like」と「トレッキング」の2グレードを設定。トレッキング仕様には7インチタッチスクリーン、Android AutoとApple CarPlayのワイヤレス接続、マルチファンクションステアリングなどが追加される。

ブラジル政府の持続可能な車プログラムの対象モデルとしてIPI税免除を受ける。価格はLike仕様が7万9060レアル、トレッキング仕様が8万0990レアル(IPI税免除適用後)となる。

フィアット・モビ・トレッキング改良新型フィアット・モビ・トレッキング改良新型

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る