三菱ふそう『ローザ』リコール…エンジン始動不能など

三菱ふそうトラック・バス ローザ
三菱ふそうトラック・バス ローザ全 2 枚

三菱ふそうトラック・バスは7月24日、マイクロバス『ローザ』のSSAM(電装品制御及び電源分配コントローラー)について、ソフトウェアが不適切だったためリセットを繰り返しエンジン始動不能などに陥る恐れがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

【画像全2枚】

対象となるのは2024年3月~2025年3月に製造された768台。

SSAMと呼ばれる電装品制御コントロールモジュールについて、ソフトウェアが不適切だったため、起動中に内部装置の故障と誤認識しリセットを繰り返してしまうことがある。これにより、コントロールモジュールが正常に作動しないため、エンジンの始動不能、停止不能や、電装品の不作動、強制作動などに陥る恐れがあるという。

これに対し三菱ふそうトラック・バスは、対象車両の使用者へダイレクトメール等で通知の上、全車両のSSAMのソフトウェアを対策プログラムへと書き換える。

これまでにこの件に係る不具合が36件報告されており、事故は報告されていない。

《園田陽大》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  2. パナソニック ホールディングス・人事情報 2025年11月1日付
  3. メルセデスベンツGLB新型、生産開始…最大航続631kmのEVを2026年春発売へ
  4. 【GR86×カーオーディオ】純正オプションに不満!? BLAMで高音質化への最短ルート[car audio newcomer]by サウンドステーション AV Kansai 堺店 前編
  5. MOMO、「レーシングシミュレーター用ステアリング」6モデルを1月9日発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る