化粧品の「Mary Kay」、伝統のピンクキャデラックを電動SUV『オプティック』に刷新

Mary Kay(メアリーケイ)の象徴的なピンクキャデラックをEVに刷新。ピンクのキャデラック『オプティック』
Mary Kay(メアリーケイ)の象徴的なピンクキャデラックをEVに刷新。ピンクのキャデラック『オプティック』全 2 枚

世界的化粧品企業のMary Kay(メアリーケイ)が、同社の象徴的な“ピンクキャデラック”を完全電気自動車(EV)に刷新した。新たなピンクのキャデラック『オプティック』は、米国ノースカロライナ州シャーロットで開催された年次セミナーでデビューを飾った。

「Mary Kay」伝統のピンクキャデラック

オプティックは、メアリーケイの革新性、環境責任、そして次世代の独立販売員と顧客の期待に応えるコミットメントの重要な一歩となるという。内燃機関から電気への移行は、単なる車両のアップグレードを超え、象徴的な美容ブランドの未来に向けた新たなビジョンを示す。

メアリーケイのライアン・ロジャースCEOは「何十年もの間、メアリーケイのピンクキャデラックは達成、願望、そして表彰の力を象徴してきた。完全電気自動車のオプティックの導入により、その象徴的な伝統を称えながら、持続可能性へのコミットメントと、今後何世代にもわたって販売員の成果を鼓舞し祝福する献身に根ざした変革的な未来へと向かっている」と述べた。

キャデラック エンボルブのイアン・ハッカー副社長兼ゼネラルマネージャーは「メアリーケイとの関係は数十年にわたり、革新、エンパワーメント、卓越性という共通の価値観に基づいて築かれている。組織が電気自動車への移行という大胆な一歩を踏み出す中、持続可能でありながら深く感動的なビジョンを支援できることを誇りに思う」とコメントした。

オプティックは、瞬時に認識できるピンクパールの外装を維持しながら、最先端機能を備えた洗練されたモダンなシャシーを導入している。優れた空力性能により、1回の充電で486kmの航続距離を実現。革新的なGM EVバッテリープラットフォームとドライブユニット、低転がり抵抗タイヤの使用も、車両の航続距離に重要な役割を果たしている。

内装では、照明付きの装飾と装飾品がオプティック独自のキャデラック ラグジュアリーの解釈を加え、19スピーカーのAKGオーディオシステムとドルビーアトモスなどの車載技術が直感的な体験を創出している。

象徴的なピンクキャデラックは1968年、メアリーケイ・アッシュがダラスのディーラーからキャデラックの大型クーペ『ドゥビル』を購入し、淡いピンクのメアリーケイ リップ・アイパレットに合わせて塗装したことから誕生した。GMは後にこの色をメアリーケイ ピンクパールと名付け、この色合いはメアリーケイ専用となっている。

《森脇稔》

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