VWグループの営業利益33%減、トランプ関税が影響 2025年上半期決算

フォルクワーゲン ID.7 GTX ツアラー
フォルクワーゲン ID.7 GTX ツアラー全 4 枚

フォルクスワーゲングループは2025年上半期(1~6月)の決算を発表した。売上高は1584億ユーロと前年同期(1588億ユーロ)とほぼ同水準を維持した。車両販売台数の微増とファイナンシャルサービス部門の売上高大幅増が寄与したが、為替の影響が相殺要因となった。

一方、営業利益は67億ユーロと前年同期の100億ユーロから33%減少し、営業利益率は4.2%となった。

営業利益減少の主な要因は、米国輸入関税の増加による高コスト(13億ユーロ)、アウディ、フォルクスワーゲン乗用車、ソフト部門のCARIADでの再編に関する引当金(7億ユーロ)、CO2規制関連費用などが挙げられる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  4. 「スポーツバイクの王者」新型スズキ『GSX-R1000』発表! 40周年で大幅改良、日本市場復活なるか
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る