中古EVバッテリー診断ライン稼働、劣化診断時間を24時間から5分に短縮…オークネット

EVバッテリーモジュールに対応した自動劣化診断ライン 
EVバッテリーモジュールに対応した自動劣化診断ライン 全 2 枚

オークネットが、ミライラボと共同でEVのリチウムイオンバッテリーの性能・劣化診断を行う「自動劣化診断ライン」をミライラボ本社敷地内に開発・構築し、本格稼働したと7月29日に発表した。

従来、1モジュールあたり手動で24時間以上を要していた診断を5分以内で完了できるようになった。これにより、中古EVバッテリーを搭載したリパーパス(再利用)製品の生産リードタイムの短縮や、増加している中古EVバッテリーの劣化状態の可視化需要への迅速な対応が可能となる。

診断ラインは年間1万モジュールの処理能力を持ち、日産『リーフ』のバッテリーモジュールに対応している。独自のインピーダンス測定法を用いてSOH診断を実施する。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ブリッド、高級スウェード調生地採用の新型リクライニングシート「ガイアススリー・レイムス」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る