メルセデスベンツグループは、2025年第2四半期(4~6月)決算を発表した。流動的な事業環境と新たな世界的関税政策にもかかわらず、堅調な財務結果を達成したとしている。
同社の第2四半期の産業事業フリーキャッシュフローは19億ユーロ(前年同期16億ユーロ)、上半期では42億ユーロ(前年同期39億ユーロ)となった。純流動性は上半期末で308億ユーロに達した(2024年第2四半期末274億ユーロ)。
グループ売上高とグループEBITは新関税の影響を受けた。グループEBITは、運営効率向上策やアルゼンチンでの生産・販売能力売却を含むM&A取引などの調整により7億1500万ユーロの影響を受けた。調整後のメルセデスベンツグループEBITは20億ユーロ(2024年第2四半期40億ユーロ)と、半減となった。