ブリヂストンがサポートするHonda HRCが8月1日から3日に開催された「2025 FIM世界耐久選手権 “コカコーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第46回大会」(以下:鈴鹿8耐)で優勝を果たしたことにより、ブリヂストンタイヤ装着チームの優勝は2006年の初優勝から18大会連続となり、同社が持つタイヤサプライヤーとしての連続優勝記録を更新した。
レース結果は、ブリヂストンタイヤ装着チームのHonda HRCが優勝、YAMAHA RACING TEAMが2位、Yoshimura SERT Motulが3位となり、実に12回目の表彰台独占を達成した。さらに1位から8位まで全てを同社製品装着チームで独占するという圧倒的な結果となった。
今回のレースでは、「エクスペリメンタルクラス」に参戦したチームスズキCNチャレンジも完走を果たした。このチームは再生資源・再生可能資源比率を向上させたサステナブルなタイヤを使用しており、環境への取り組みも実現した。

ブリヂストンは「タイヤは生命を乗せている」を大原則に、モータースポーツを「走る実験室」と位置付けている。レースでの使用状況やライダーの声を大切にし、安心・安全を守りながら必要な性能の向上を図り、市販タイヤの次のステージへ繋げている。
同社は新メッセージ「Passion to Turn the World(世界を変えていく情熱)」を掲げ、サステナブルなグローバルモータースポーツ活動を強化している。この活動をコアに「サステナブルなプレミアムブランド」の構築を目指し、全ての一人ひとりにとっての「最高」を支え続け、モビリティの未来になくてはならない存在となることを目指している。