ZFの売上高10%減、実質利益は12%増 2025年上半期決算

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ZFは2025年上半期(1~6月)決算を発表した。「歴史上最も包括的な再編プログラム」を実施していることを明らかにした。

ホルガー・クライン最高経営責任者(CEO)は「収益性、競争力を最優先し、将来の課題に立ち向かうための体制を整えている」と述べた。同社は2024年初から世界で1万1200人のフルタイム換算(FTE)人員を削減しており、このうちドイツでは5700人を削減した。さらに4700人が部分退職制度に合意するか、通常の退職に入る予定だ。

2025年上半期の売上高は前年同期比10.3%減の197億ユーロとなった。為替やM&A効果を除いた有機的売上高は1.7%減だった。一方で調整後EBIT(利払い・税引き前利益)は12%増の8億7400万ユーロ(前年同期7億8000万ユーロ)となり、利益率は4.4%(同3.5%)に改善した。


《森脇稔》

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