米ディズニーのアトラクション、GMの新「テストトラック」オープン…未来のモビリティを体験

米国フロリダ州のディズニー・エプコットの「テストトラック presented by ゼネラルモーターズ」がリニューアル
米国フロリダ州のディズニー・エプコットの「テストトラック presented by ゼネラルモーターズ」がリニューアル全 3 枚

GMとディズニーは、米国フロリダ州オーランドのディズニー・エプコットで「テストトラック presented by ゼネラルモーターズ」のリニューアル版を7月22日にオープンしたと発表した。

両社のパートナーシップは1982年のエプコット開園時から40年以上続いており、当初は交通の歴史を紹介する「ワールド・オブ・モーション」として始まった。1999年にはより技術的なアプローチの「テストトラック」に生まれ変わり、2012年には大幅な改装を経て、今回が最新のリニューアルとなる。

新しいテストトラックは「未来のモビリティ」をテーマに、GMの先進技術を体験できる内容となっている。ゲストは車両のカメラやセンサーが見る道路の様子を体験したり、未来のガレージでカスタマイズコンセプトを発見したりできる。

米国フロリダ州のディズニー・エプコットの「テストトラック presented by ゼネラルモーターズ」がリニューアル米国フロリダ州のディズニー・エプコットの「テストトラック presented by ゼネラルモーターズ」がリニューアル

アトラクションの最後には、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート最速となる時速65マイル(約104km/h)の高速ループを体験する。

体験後、ゲストは『コルベット』ルームを通ってゼネラルモーターズのショールームに向かい、GMのガソリン車と電気自動車の両方を見学できる。

GMのグローバルマーケティング・エクセレンス担当エグゼクティブディレクターのモリー・ペック氏は「ディズニーとのエプコットでのコラボレーションは単なるアトラクションを超えて、毎年数百万人のゲストに深く響く生きたブランド体験だ」と述べている。

新しいアトラクションでは、電気自動車(EV)や先進運転支援システム(ADAS)などの実用技術を紹介し、交通の過去、現在、未来への旅を提供している。また、GMの「Powered by Purpose」哲学に基づく持続可能な車両設計についても展示されている。

米国フロリダ州のディズニー・エプコットの「テストトラック presented by ゼネラルモーターズ」がリニューアル米国フロリダ州のディズニー・エプコットの「テストトラック presented by ゼネラルモーターズ」がリニューアル

ゲストは運転、レース、実用性、アドベンチャーの4つの異なるGM車両体験を楽しむことができ、これらはGMの多様な製品ポートフォリオを反映している。

アトラクション内には、GMのエプコットでの長い歴史への敬意として、オリジナルの「ワールド・オブ・モーション」のロゴが「イースターエッグ」として隠されている。

《森脇稔》

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