カワサキ初のスーパーチャージドエンジン搭載オフロード四輪『TERYX4 H2』『TERYX4 H2 DELUXE』『TERYX5 H2 DELUXE』が発表。SNSでは「これ超楽しそう」「さすがKAWASAKI、カッチョエエ」といった驚きと期待の声が集まっている。
近年、北米オフロードレクリエーション市場では、より高速・大型のモデルへのニーズが高まっており、こうした市場動向を背景に、高性能モデルである本モデルを投入する。
新モデルは999cc並列4気筒スーパーチャージドエンジンを搭載し、最高出力250馬力を発揮する。このエンジンはスーパーバイク『Ninja H2』のスーパーチャージドエンジンをサイドバイサイドモデルに適するよう改良した専用設計となっている。

エンジンの高出力・高回転に適応するCVT(無段変速機)を採用し、強大なパワーを確実に前進する力へと変換する。また、CVTは最適なパワーバンドの維持が可能で、シフトチェンジによる回転数の変動も発生しないため、ダイレクトでリニアなスロットルレスポンスを実現している。
シャシーには非常に剛性の高いフレーム、1880mmのワイドスタンスと3200mmのロングホイールベース、FOX 3.0インターナルバイパスショックによる安定したプラットフォームを採用。障害物の衝撃を吸収してキャビンへの影響を最小限に抑える。
さらに「TERYX4 H2 DELUXE」「TERYX5 H2 DELUXE」には、先進的な電子制御サスペンション「KECS」(カワサキ・エレクトロニック・コントロール・サスペンション)を採用。各サスペンションアームに配置された加速度センサーにより、地形の変化を素早く感知し、キャビンを安定させながら四輪が地面に追従できるようサポートする。
モデル展開は、乗員定員4名の「TERYX4 H2」「TERYX4 H2 DELUXE」および乗員定員5名の「TERYX5 H2 DELUXE」の3つのバリエーションから選択可能となっており、8月以降、米国をはじめとする導入国で順次発売するという。

これに対して、X(旧Twitter)では「これ超楽しそう」「さすがKAWASAKI、カッチョエエ」といった驚きと期待の声が集まっている。
999cc並列4気筒スーパーチャージドエンジンを搭載している点に対しては「ニンジャの1Lエンジンっていうから忍千のエンジンなんだーと思ったらH2で横転」「乗ってみたいw」といったコメントが集まった。
他にも「日本では需要は限定的だろうけれど、欧米では受けそう」「こういうのをジャングリアに配備しとこうよ」といった声も見られた。