日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング

トヨタ『カローラアルティス HEV GRスポーツ』(GIIAS 2025)
トヨタ『カローラアルティス HEV GRスポーツ』(GIIAS 2025)全 4 枚

トヨタ自動車は、「インドネシアモーターショー(GIIAS)2025」において、新型『カローラアルティス HEV GRスポーツ』を発表した。GAZOOレーシング(GR)の製品戦略の一環として開発されたハイブリッドスポーツセダンで、伝説的なモデルの進化形として位置づけられている。

【画像】日本にはない『カローラアルティス HEV GRスポーツ』

カローラアルティスはカローラシリーズのセダンだが、日本の『カローラセダン』よりもひと回り大きサイズが特徴。フロントマスクやリアのデザインも異なる。今回発表されたGRスポーツは、外観では、空力性能の向上と走行安定性を高めるため、フロントバンパーとリアスポイラーが新たに設計された。

内装は、ブラックプレーンスエードとレッドパーフォレーテッドスエードを組み合わせたシートを採用し、黒を基調とした室内に赤のアクセントを配したスポーティな仕上がりとなっている。

また、電動パワーステアリングシステムは、GRが直接チューニングを手がけ、様々な道路状況において精密な操縦性と最大限の快適性を提供するよう設計されている。

トヨタは、カローラアルティス HEV GRスポーツの投入により、GAZOOレーシングが単なる性能追求にとどまらず、より多くの人々に選択肢、体験、情熱を提供することを目指していると説明している。

モータースポーツ、製品、コミュニティという包括的なアプローチを通じて、GAZOOレーシングはインドネシアの自動車ライフスタイルの一部として成長を続けている。

《森脇稔》

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