インドの自動車大手マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)が、いすゞ自動車と住友商事からSMLいすゞの58.96%の株式を取得した。
今回の買収は2025年4月に合意されたもので、1株650ルピー、総額555億ルピーの投資となる。M&Mは証券取引委員会の規則に従い、一般株主から最大26%の株式を取得する強制公開買付けも実施する。
買収完了に伴い、SMLいすゞの取締役会が再編された。マヒンドラグループの航空宇宙・防衛、トラック、バス、建設機械部門のプレジデントを務めるビノッド・サハイ氏が8月3日付で会長兼最高経営責任者に就任した。また、ベンカット・スリニバス博士が8月1日付で常務取締役兼最高経営責任者に任命された。