日産と米LiCAP、全固体電池のドライ電極プロセス技術開発で協業

LiCAP社独自のドライ電極プロセス技術「Activated Dry Electrode」
LiCAP社独自のドライ電極プロセス技術「Activated Dry Electrode」全 1 枚

日産自動車は20日、全固体電池(ASSB)の正極電極のプロセス技術開発において、米国のLiCAP社とパートナーシップを締結したと発表した。

高性能で低コスト・低環境負荷のASSBを実現するためには、ドライ電極プロセスの実現が重要なポイントとなる。ドライ電極プロセスは、溶剤を使ったウェット電極プロセスとは異なり、有機溶剤の乾燥・回収が不要で製造コストの低減と環境負荷の低減に大きく貢献する技術だ。

一方でドライ電極プロセスは将来の量産化を視野に入れた際に、特に生産効率が課題となっていた。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る