インフィニティは、米カリフォルニアで開催された「モントレーカーウィーク2025」で、最上位SUV『QX80』をベースにした2つのコンセプトカー「QX80トラックスペック」と「QX80テレインスペック」を発表した。SNSでは「日産デザインの勢い、スゴくない?」など、高評価の声が集まっている。
QX80トラックスペックは、究極のストリートパフォーマンスSUVとして開発された。専用のロッカーパネル、フロントスプリッター、フェンダーベント、フロントエアインテークを装備し、「QX80スポーツ」グレードのアグレッシブなグリルを採用している。マットメタリックブラックブルーのビニールラップと24インチホイールにより、より幅広く攻撃的なスタンスを実現した。

最大の特徴は、ツインターボ3.5リットルV6エンジンの大幅なパワーアップだ。新しいターボチャージャーシステムと排気システムにより、650hp超と750lb-ft超のトルクを発生する。これは標準仕様から約50%の向上で、インフィニティブランド史上最高の出力となる。
注目すべきは、ストックの内部コンポーネントを使用しながら、アップグレードされたコンプレッサー、高容量インタークーラー、新しい燃料インジェクター、ラムエアインテーク、低抵抗排気システムの統合により実現されたことだ。拡大されたフロントブレンボブレーキが、追加されたパフォーマンスをコントロールする。
QX80テレインスペックは、今日のオーバーランディングトレンドを豪華な体験として解釈したコンセプトだ。車高アップ、オフロードホイールとオールテレインタイヤ、耐久性のあるフェンダーフレアにより、最も困難な地形でも確実に走破できる。

リムライザー、ルーフマウント式ライトバー、ポップアップテント、フロントとリアファシアの保護カバーなど、アドベンチャー装備を充実させている。サテンダークバサルトビニールラップで仕上げられ、サイドエグジット排気により実用性を重視したアプローチを示している。
これら2台のQX80に、X(旧Twitter)では「画像からすでにデカさを感じる笑笑」「パトロール導入と同時にQX80も正規販売してもらいたい」といった驚きや国内販売を求める声が集まった。
他にも「日産史上最強クラスのエンジン」「日産デザインの勢い、スゴくない?」といったスペックやデザインへの高評価の声も見られた。また「日産インフィニティ、今は北米でとにかく頑張ってくれ」と経営再建を図る日産に期待するコメントも集まった。
