ホンダの海外向け高級車ブランドのアキュラは、『インテグラ』の2026年モデルを米国で発表した。2026年モデルでは、室内の技術装備を大幅に向上させた。
全グレードで9インチカラータッチスクリーンを標準装備し、従来より2インチ大型化した。処理速度も向上し、遅延のない操作が可能となった。また、ワイヤレス充電器とワイヤレスアップルカープレイ、アンドロイドオートにも対応する。

エクステリアでは、A-Specグレードに新しいエアロボディキットを採用した。フロントファシアの両端にボディ同色のサイドスポイラーと、新デザインのサイドシルガーニッシュを装着し、高速走行時の空力性能と視覚的魅力を向上させた。18インチブラックホイールも新たにスタイリングを変更した。
外装色には3つの新色を追加した。ソーラーシルバーメタリック、アーバングレーパール、そしてA-SpecとタイプSグレード専用のダブルアペックスブルーパールを設定した。ダブルアペックスブルーパールとパフォーマンスレッドパールには、スポーティなカラーマッチドグリルを採用する。

室内では、ダッシュボードの新しいトリムパターンとA-Specグレード向けの拡張アンビエントライティングを採用した。オーキッド内装のA-Specモデルには新しいブルーマイクロスエード素材を、エボニー内装のA-Specモデルにはシートやステアリングホイールなどにイエローステッチを施した。
価格は、ベースグレードが3万3400ドル(約496万円)、テクノロジーパッケージ付きA-Specが3万9200ドル(約583万円)となっている。