MINI、「プロアクティブケア」導入…AIとデータを活用して車両の故障や整備需要を事前に予測

MINIの「プロアクティブケア」
MINIの「プロアクティブケア」全 4 枚

MINIが、新しいサービス「プロアクティブケア」を欧州で導入したと発表した。このサービスは、データとAIを活用した革新的な取り組みで、車両がデジタルコンシェルジュのように機能し、既存および予測可能なサービス需要を認識して、顧客に解決策を積極的に提案する。

タイヤ診断やエラーメッセージなど、車両のセンサーがサービス需要を検出すると、緊急事態になる前に潜在的な故障や今後のメンテナンスについて顧客に積極的に通知される。顧客は、MINIアプリ、車内メッセージ、メール、SMS、電話など、好みに応じてカスタマイズされた解決策の提案を受け取る。

ワークショップでの作業が必要な場合、サービス需要レポートに基づいてリモート診断を実施できる優先MINIサービスパートナーへの連絡オプションが提供される。完了した作業、費用、引き渡し予定は、いつでもどこからでも透明に確認・管理できる。

このサービスを利用するには、MINIアプリのダウンロードとMINI Connectedコントラクトの有効化が必要だ。車両の登録、優先MINIサービスパートナーと連絡先の入力も求められる。

BMWグループはデータ保護とデータセキュリティを最重要視しており、特に個人データについては細心の注意を払っている。情報収集は関連サービスに特化して正確に行われ、EU一般データ保護規則と連邦データ保護法などの国内法に準拠している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  3. ウィラーエクスプレス、2026年春から高卒採用を開始…免許全額会社負担、独自のキャリアプランを発表
  4. 軽ワゴンの走りを変える! ブリッツ、新型『ムーヴ』『ステラ』用スロコンとターボ車ブーストアップパーツを発売
  5. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る