「近未来感ある」「EVらしいデザイン」“4リング”のない中国向け新アウディの『E5スポーツバック』が話題に

アウディ『E5スポーツバック』
アウディ『E5スポーツバック』全 7 枚

アウディの中国市場向け新ブランド「アウディ(大文字の“AUDI”)」初の量産モデル『E5スポーツバック』が、上海工場の生産ラインから出荷、中国での予約販売もいよいよ開始された。このニュースにSNSでは、「EVらしいデザイン」「近未来感あってすこ」などコメントが集まっている。

アウディと中国のパートナー企業SAICとの戦略的提携により開発されたE5スポーツバックは、4ドアの完全電動ファストバックで、最大出力579kW、最大航続距離770kmを実現。後輪駆動またはクワトロ(四輪駆動)を選択でき、0-100km/h加速は最速3.4秒だ。

E5スポーツバックは全長4881mm、全幅1959mm、全高1478mmのダイナミックなプロポーションを持つ完全電動ファストバックで、従来のアウディの象徴である4リングのエンブレムではなく大文字の「AUDI」エンブレムを装着するのが特徴だ。

アウディ『E5スポーツバック』アウディ『E5スポーツバック』

製造は上海のSAICフォルクスワーゲンの既存工場内に新設された専用ラインで行われ、約700人の従業員が従事している。生産工程は高度に自動化されており、機械学習を活用した品質管理や完全デジタル化された生産管理システムを導入している。

中国専用アウディブランドのフェルミン・ソネイラCEOは、「アウディブランドのすべての車両は、象徴的なデザイン、高品質、技術的精密さ、感情的な走行ダイナミクスと、中国の最先端技術やデジタルエコシステムを融合している。E5スポーツバックは中国市場において妥協のない体験を提供する」と述べた。

また、E5スポーツバックは新開発のアドバンスド・デジタライズド・プラットフォーム(ADP)を採用し、次世代のコネクテッド機能やOTA(無線)アップデートに対応している。今後2年以内にさらに2つのアウディモデルが同工場で生産される予定だ。

アウディ『E5スポーツバック』アウディ『E5スポーツバック』

新ブランドから登場する「E5スポーツバック」に対して、X(旧Twitter)では「AUDI E5 スポーツバック。かっこいい」「近未来感あってすこ」「EVらしいデザインで僕は好き」といったデザインに関する関心が集まった。

他にも性能に関するコメントも寄せられ「中国向けのこの子はどんな乗り味なんだろう」と興味を持つファンのコメントも見られた。

《小國陽大》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. ジープ『グラディエーター』、カナダで約120万円値下げ…2026年型を年内発売へ
  4. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  5. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る