ダイハツが歩行領域モビリティ『e-SNEAKER』発売、年間500台目標

ダイハツ工業の井上雅代表取締役社長(車上)と製品企画部プロジェクト責任者、鐘堂信吾氏
ダイハツ工業の井上雅代表取締役社長(車上)と製品企画部プロジェクト責任者、鐘堂信吾氏全 20 枚

ダイハツ工業は、新たな歩行領域モビリティ『e-SNEAKER』(イースニーカー)を8月25日から全国一斉に発売すると発表した。

同製品は「胸張れる 軽快 安心モビリティ」をコンセプトに開発された1人乗り電動カート。近年の地方部における交通機関の減便・廃止や免許返納者の増加を背景に、近距離移動をサポートするモビリティとして位置づけられている。

アクティブシニアをはじめとした幅広い顧客が、近所への買い物や家族・友人との外出など、歩行領域の「ちょっと先」を気軽に移動できることを目指している。

主な特長として、目線が高く洗練されたスタイリッシュなデザイン、安心して乗車できる大径タイヤと充実のサポート機能、誰でも運転しやすいシンプル簡単操作と脱着式軽量バッテリー、外出意欲を後押しするディーラーオプションの設定などを挙げている。

ダイハツは2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の未来社会ショーケース事業に協賛し、障害物検知機能や接触停止機能などの安全機能を搭載した万博仕様の「e-SNEAKER」を150台提供。会場で多くの来場者から好評を得ており、今後の開発に反映させるとともに、他施設やテーマパークへの実証拡大を進めている。

道路交通法上は「歩行者」と同じ扱いとなるため免許は不要。メーカー希望小売価格は41万8000円(消費税非課税)で、年間販売目標台数は500台としている。

《レスポンス編集部》

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