シェフラーは8月26日、ドイツ・シュタインハーゲン工場を2026年末までに閉鎖すると発表した。同工場では約200人が働いており、主に産業用途向けの球面プレーンベアリングを製造している。製品は駆動技術や農業・建設機械分野で使用されている。閉鎖の背景には、長年にわたる売上不振がある。同工場の売上実績は数年間マイナスが続く一方、固定費は横ばいまたは増加傾向にあった。さらに、工場の競争力不足による長期的な出荷量減少と市場での価格圧力が状況を悪化させていた。